たかんな俳句

平成5年藤木俱子により創刊
師系は石田波郷
句誌の表紙は棟方志功
題字は三浦哲郎

たかんな俳句会へようこそ

 

「たかんな」は石田波郷の流れを継ぎ基本を大切にして俳句を楽しむ集まりです。 

 季語という大きな力に自分の思いを乗せて十七音の詩情を編む。身辺にあるたくさんの素材を俳句の目で見つける。どれもなかなか知的な作業です。 

  今や人生は百年、俳句という相棒を身に付ければ、その歳月は豊かなものになることは間違いありません。 

  そして、ちょっと大変と思っても「私には才能がない」と諦めないで続けてみてください。
続けることこそが才能です 。


令和6年10月1日 たかんな主宰 吉田千嘉子

主宰吉田千嘉子について

1952年北海道生まれ
1993年たかんな創刊者の藤木俱子に師事 
2018年たかんな主宰継承

現在
公益社団法人俳人協会評議員
日本文藝家協会会員
日本現代詩歌文学館評議員
俳人協会青森県支部支部長
青森県俳句懇話会副会長
「俳句四季」選者
句集「朳囃子」「一滴の」


近年の動向
先日の俳人協会青森県支部総会に於きまして 

俳人協会青森県支部支部長に就任いたしました。

自選十句


どよめきも喝采も統べ朳唄
ふらここの日暮れを浅く坐りをり
花よりも一足はやく花の冷
搾乳のほのかな湯気や朝桜
渡り来る海猫に青空あけわたす
青やませ昼を灯して厩暮れ
裸子や背よりこぼるる海の砂
路地売りの尻まで紅き林檎買ふ
夜焚火やよく働きし手が囲み
大枯野命あるもの眠らせて